東日本大震災47

もう昨日の出来事。
石巻市渡波地区の一角に公衆浴場が完成した。

チーム王冠の立案だが、手伝ってくれた東京のボランティアチームの協力、地元住民の結束が創り上げた公衆浴場だ。

意思あるところに道あり。

半信半疑の住民たち。「砂利を探せ!」「ブロックを探せ!」と声をかけ動き出す。
となりには自衛隊給水車
風呂設置にともない、水の供給をお願いしたが断られた。
住民の飲み水優先だと。

しかし、住民の共同作業と、能天気なチーム王冠と、ボランティアのスペシャル助っ人の必死の作業が自衛官の心を動かし、上官の許可をとってもらい、条件付で協力してもらえることになった。
さすが、国と国民を守る仕事についているだけあって、熱い男達だった。
自衛官に迷惑がかかると思い自主規制かけましたが、上官の許可が取れたので大丈夫と確認がとれて掲載再開。)
(ミクシー バージル自衛官のブログ見れます。)

また、瓦礫から集めたとは思えない材料を使って立派な公衆浴場が完成した。
遠慮するみんなの先頭をきって、地元リーダーが一番風呂を味わう。
「熱い!!でも、気持ちいい!!!」

自衛官も興味深々で覗き込む。
リーダーが大筋のルールを決めて、誰でも利用できるようにしようした。
チーム王冠の手を離れ、地域のお風呂になったことが嬉しかった。

他の地域で、立派なボイラーを取り付けたお風呂を、たぶんボランティアの人がひとりで創り上げる姿を目撃した。
目的はいっしょだけど、なんで誰も手伝わないんだろうと不思議に思った。
原始的なドラム缶システムだけど、こっちは間違いなくみんなのお風呂だ。

ひとり、またひとりと作業した人がお風呂に入りに集まってくる。
夕方には家族で入りに来てくれるみたいだ。
湯船が3つあればこそ出来る家族風呂だ。

リーダーの笑顔、忘れられないな・・・。





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2011/4/25 04:52