東日本大震災37

東日本大震災 仙南支援部隊 チーム王冠」を発足しました。
リアルメンバーは5名です。今後は、ボランティアの受け入れもできるようになりました。
当面は仙台とどけ隊に受け入れを頼みます。
現在、劣悪なボランティアに対する環境を改善する取り組みをしていますが、基本的にはボランティアの方には自己解決(他といっしょですね)でお願いします。
こちらは、食事が取れない、寝る場所が見つからないをサポートします。

参考までに仙台とどけ隊の、現在機能している編成チームを紹介します。
・救援物資配給チーム
・炊き出し配給チーム
・被災地情報収集チーム
・支援物資管理チーム
・治療家ボランティアチーム
・風呂シャワー設置チーム
・理美容ボランティアチーム
・事務局総務チーム
以上です。

瓦礫の撤去や交通整理は各自治体が窓口です。

今後、自治体がケア出来ない個別の片付けボランティアが必要になると思うので、その都度お知らせします。

質問が多いものの、中々、答えられなかった妊婦、ひよこママの状況ですが、避難所で見かけることは少ないです。
理由は、知人宅避難、施設受け入れが進んでいるからです。
ただし、各避難所で少数見かける人のほとんどが、家族と離れたくないという理由で避難所にとどまっているようです。
おむつ、粉ミルクなどの物資はそれらをケアできる数はあるのでご安心を。

次に、自分にはわからないものの、色々な意見を聞くとそうなのかと言うことで要望上位のこと、他人の言葉を借りて伝えます。
おしゃれ。
思春期の女の子が風呂にも入れずぼさぼさの髪で暮らしています。
彼女達は、そんな姿をお見舞いに来た友達に見せたくないから、誰にも会いたくないと避難所の片隅や裏にポツンと座っています。
化粧水、乳液はおばあちゃんも欲しがりますが、彼女たちの欲求は「おしゃれ」です。
20歳前後の男女とも、支援物資で届く衣類は流行後れたものばかり。
流行品が欲しいとは言わないけど、せめて定番の格好がしたい。
ヘアーアイロン、ドライヤー、ブラシなど使いたい。

生き死にの段階が過ぎて、長い避難所生活で欲求は多様化してきています。
それはいらないんじゃないのという線引きはとても難しい。
だからこそ、話を聞いて個別に対応するケアが必要と感じます。

することが見えたらマンパワーが欲しい。
ボランティア募集します。

2011/4/14 11:32