東日本大震災49

スコップを担いだ大量のボランティアが、瓦礫の前をスルーしながら行進しています。
ボランティアセンターからの指示が少なく、ウロウロして、ウロウロして半日で終了。
何やってんだか?


牡鹿半島、奥松島のライフラインは徐々に回復しつつあり、自炊をしているグループが多いためか、人々に活気を感じました。
それでもやはり、食に関する部分では相変わらず「食えている」レベルです。
短期避難では、それでよしといえるでしょうが、約2ヶ月続く「食えている」レベルの食生活は、とても満たされているとはいえないと思う。

こちらが語りかけても、目を合わせない人が多い。
「詐欺に注意!」の警告が、被災者の心を閉ざす一因になっている。
罪状は詐欺でも、与える影響は未必の故意にあたり、十分殺人罪にあたいする行為だ。助けて欲しい気持ちを隠して「だまされない」心理が働き、用があるなら本部を通せと頑なに拒絶する。

とにかく、自宅難民と生活困窮者が本当に多い。
一日も早くグループを作らせて、救援物資を届けてあげたい。

5人家族で3個のカップラーメンを食べずにずっと取って置いてる。
もらった救援物資だ。
それがあると思うだけで、炊き出しのごはんと味噌汁だけでも我慢ができる。
今はまだ手をつける時ではない。



急がなくては。





支援の志がある人は、一次対応してくれる仲間、王冠サポーターに連絡して下さい。
コメント欄、伝言場、個別メールでは対応が遅れる可能性大です。

2011/5/1 11:06