東日本大震災34

今朝の目覚めは最悪だった。
左足を捻挫した影響なのか、右足のこむら返りで飛び起きて、いや、やっぱり起きれないと、のた打ち回った。

100円ショップのダイソーで、いっぱいの商品を詰め込んだカゴを両手に持って店内をウロウロしていた。
「すいません。通ります。」と声をかけてるのに睨み付けるような視線を感じる。
何でかなと思っていると、小さな女の子が
「おかあさん、あの人、買占めの悪い人なの?」
と言っていた。
「おじょうちゃん、どっちかといえばヒーローの方だよ。」
誰か、代わりに言ってくれ。

夕方、被災地の対策本部にいたときに余震にあった。
さすが、対策本部なので次々に情報が入り、ひとまず安心という印象をうけた。
その後、海岸方面に向かったら、とんでもない勢いで車が逃げてきて、どけろどけろの大渋滞。中には信号無視をして山側に逃げていく。
あとで山側に行ってみると、駐車した車がずら〜と並んで海の方角を眺めている。
みんな、やっぱり、あの日のことは忘れられない恐怖として心にあるんだとあらためて認識させられた。

避難所に寄せられる炊き出しの申し出も増えてきたらしい。
な〜んにも無かった時を知っているから、よかった、ありがたいと心から思えた。
仮設住宅の建設が遅々として進まず、国の無策ぶりに翻弄され、落胆させられ明るい未来を描けない今ではあるけど、周りの人の温かい思いに救われる感じです。

県南の状況はやや把握できているが、塩釜以北はどうなっているのか気にはなるけど、まずは足元から少し少し出来ることやっていきます。

断水があと1週間続きますが、まあ、なんとかなるだろう。

2011/4/12 00:01